2024/09/26 15:28


先日、9/22に行なわれた、日清食品カップ全国小学生陸上競技記録会にて、東郷帆夏さんが12秒78の記録で見事全国優勝を成し遂げました。



県予選では13秒36と、全国の予選ランキングでは全体11位でしたが、予選から2ヶ月で0.58秒短縮し、見事12秒台での優勝となりました。



昨年の神奈川県予選では15秒04で3位だった頃から比べると、大きく成長したと感じます。



この1年間、しっかり取り組んだ事はスクールでも教えている【カラダの使い方】これにフォーカスして、うまく連動していないカラダの力を乗せる練習をしたり、まだうまく出来てなかったスターティングブロックの使い方に慣れる事など、フォームや筋力にこだわらなく、もっと本質的なところを磨いていきました。



全国大会当日は、緊張などから予選のスタートでコケてしまいそうになるハプニングもありましたが、13秒01とベストタイムで予選1位通過し、決勝ではスタートの重心姿勢の修正をしてから本番に臨みました。



予選での経験が緊張を和らげたのか、決勝では予選のようなブレーキのかかる力みもなく、しっかり後半加速して優勝を掴み取りました。



東郷さんの記録は1997年に作られた神奈川県記録(12秒73)にあと0.06秒までせまる好タイムでした。



レース後の動画を分析して、まだ股関節の力の連動が左右差があるので、そこを修正したら神奈川県記録は小学生のうちに塗り替えられると思うので、10/5と11/3に行なわれる神奈川県記録会までに修正をして、27年ぶりの神奈川県記録更新に向けて、また進んでいってほしいと思います。



日本記録は12秒41ですので、どこまで修正して伸びるかわかりませんがそこも視野に入れつつ、カラダを鍛える前に【動き作りと力の連動感覚】だけでどこまでいけるか、チャレンジして欲しいです。引き続き、通常のトレーニングと個別トレーニング合わせて、東郷さんの目標サポートをしていきます。



また、全国大会当日は遠方から応援に駆けつけた親族の人、学校の担任の先生や、スクールからも行けるメンバーで応援に向かい、東郷さんを応援した事も本人の力になったのだと思います。

レースから帰ってきた週は、東郷さんが優勝のトロフィーと賞状をスクールに持って来てくれて、スクール生徒のみんなで触らせてもらいました

カラダの使い方教室なので、陸上競技をメインにやってるスクールではありませんが、チームメイトの活躍を見て、自分もやってみたいと思ったり、またサッカーや野球、またバスケットなど他のスポーツをやってる子達は、自分たちも目標に向けて頑張るぞというような空気感が生まれていて、活気ある時間がありました。



そういう意味でも東郷さんの活躍はスクールにとってもありがたいものでした。



これから本格的にカラダの成長が整ってきて、しっかり筋力やもっとテクニカル的な事を積んでいって、もっと強くなる事は確実なので、将来プロを目指してると本人も言っていたので、コーチ自身も経験してきたプロスポーツ選手になるまでの過程や課題を東郷さんに上手く伝えて今後もサポート出来たらと思います。



東郷さんお疲れ様でした。またこれからも爆走し続けて、新しい未来を私たちに見せてください😊